旺文社世界史事典 三訂版 「梁 啓超」の解説
梁 啓超
りょうけいちょう
清末〜中華民国初期の学者・政治家
康有為 (こうゆうい) に学び,戊戌 (ぼじゆつ) の変法に活躍するが,失敗して日本に亡命。保皇会を組織して「新民叢報」を発行し,立憲君主制を主張して孫文の中国同盟会と対立した。中華民国時代に御用政党の進歩党を結成し,司法総長や財政総長を歴任。袁世凱 (えんせいがい) の帝位就任に反対して第3革命を援助し,第一次世界大戦後のパリ講和会議に出席した。政界引退後は教育と著述に専念。『中国歴史研究法』他多数の著書がある。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報