梅屋勘兵衛(3代)(読み)うめや・かんべえ

朝日日本歴史人物事典 「梅屋勘兵衛(3代)」の解説

梅屋勘兵衛(3代)

没年昭和21.1(1946)
生年明治15.11.11(1882)
明治から昭和にかけての歌舞伎囃子方。本名,興津清三郎。横浜生まれ。初代梅屋勝次郎に静岡師事。前名2代目勝次,2代目勝次郎。東京で活躍。大正3(1914)年長唄研精会に入り,6代目六合新三郎に故実を学ぶ。9年3代目勘兵衛を襲名一説に明治15(1882)年11月21日生まれ,昭和26(1951)年没とも。

(小林責)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅屋勘兵衛(3代)」の解説

梅屋勘兵衛(3代) うめや-かんべえ

1882-1951 明治-昭和時代の歌舞伎囃子(はやし)方。
明治15年11月21日生まれ。初代梅屋勝次郎の門弟。大正3年長唄研精会にはいり鼓方として活躍。また6代六合(ろくごう)新三郎から故実をまなぶ。9年3代勘兵衛を襲名した。昭和26年1月25日死去。68歳。神奈川県出身。本名は興津清三郎。前名は梅屋勝次郎(2代)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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