梅本 克己(読み)ウメモト カツミ

20世紀日本人名事典 「梅本 克己」の解説

梅本 克己
ウメモト カツミ

昭和期の哲学者,マルクス主義思想家



生年
明治45(1912)年3月26日

没年
昭和49(1974)年1月14日

出生地
神奈川県小田原市

学歴〔年〕
東京帝大倫理学科〔昭和12年〕卒

経歴
昭和17年水戸高校教授。戦後、民科水戸支部を創立し、日本共産党入党レッドパージを受ける。21〜22年「展望」に発表した「人間的自由の限界」「唯物論と人間」などをきっかけに“主体性論争”を展開した。29年立命館大教授となったが病気で辞し、片肺切除の手術後は在野の哲学者として著述専念安保闘争のあと共産党を離れた。著書に「唯物史観道徳」「人間論」「現代日本の革新思想」のほか、「梅本克己著作集」(全10巻・三一書房)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「梅本 克己」の解説

梅本 克己 (うめもと かつみ)

生年月日:1912年3月25日
昭和時代の哲学者;マルクス主義思想家
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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