デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅若万三郎(初代)」の解説 梅若万三郎(初代) うめわか-まんざぶろう 1869*-1946 明治-昭和時代の能楽師シテ方。明治元年11月21日生まれ。初代梅若実の長男。分家の梅若吉之丞家をつぐ。大正10年弟の梅若六郎(のち2代梅若実),6代観世銕之丞(てつのじょう)(のち華雪)と梅若流をおこし,宗家となるが,昭和8年観世流に復帰。演じた能は3000番におよんだ。12年芸術院会員。21年文化勲章。昭和21年6月29日死去。79歳。東京出身。号は亀堂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例