梶野 悳三(読み)カジノ トクゾウ

20世紀日本人名事典 「梶野 悳三」の解説

梶野 悳三
カジノ トクゾウ

昭和期の小説家



生年
明治34(1901)年1月29日

没年
昭和59(1984)年4月1日

出生地
新潟県村上町

本名
梶野 正義(カジノ マサヨシ)

別名
別名=梶野 千万騎(カジノ チマキ)

学歴〔年〕
小学卒

経歴
明治末、一家をあげて北海道札幌へ。大正10年横須賀海兵団に入団、5年後退団。この間柔道4段になり、のちその知識により、梶野千万騎の筆名で“試合もの”を書く。長谷川伸主宰の「新鷹会」に加入。筆名を悳三に改め、同会の機関誌「大衆文芸」に「鯨の町」を発表、海洋作家として知られるに至る。ほかに「鰊漁場」(映画「ジャコ万と鉄」の原作)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「梶野 悳三」の解説

梶野 悳三 (かじの とくぞう)

生年月日:1901年1月29日
昭和時代の小説家
1984年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android