森(大分県)(読み)もり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「森(大分県)」の意味・わかりやすい解説

森(大分県)
もり

大分県西部、玖珠(くす)盆地北隅、玖珠郡玖珠町の一地区。旧森町。1605年(慶長10)久留島氏(くるしまうじ)(1万2000石)が角埋山(つのむれやま)南麓(なんろく)に築城したのに始まる城下町で、郡の中心であったが、盆地中央に、1929年(昭和4)久大(きゅうだい)本線豊後森(ぶんごもり)駅開業後は、駅付近に中心が移り、衰微した。城跡三島(みしま)公園となっている。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android