検視と死因究明

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

検視と死因究明

検視は死因が犯罪に基づくものかを判断するために検察官や警察官が遺体の状況をみる、刑事訴訟法で定められた手続き。全国の警察では、死因不明の遺体の増加に、死因捜査が専門の刑事調査官(検視官)の人数がなかなか追いつかないのが現状。09年は前年比36人増の196人に大幅に増やした。また、全国の警察では地域の病院にあるコンピューター断層撮影(CT)装置で死因を調べる方法も始めている。本来は生きた人間のためにある機械を使うことに病院側の抵抗感があり、07年度は約500体にとどまったが、08年度は病院側の理解も進み、約1300体で使われた。

(2009-06-12 朝日新聞 朝刊 1社会)

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