椿本チエイン(読み)つばきもとチエイン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「椿本チエイン」の意味・わかりやすい解説

椿本チエイン
つばきもとチエイン

チェーンコンベヤのトップメーカー。前身は 1917年に創業した椿本工業所で,自転車チェーン,ローラチェーン,トラクタ用ガソリンエンジンを生産した。 41年株式会社に改組し,椿本チエイン製作所として設立。第2次世界大戦後もチェーンを中心に製造を続け,コイルコンベヤの開発,バケットエレベータの標準化などを行い事業を拡張。 70年現社名改称。汎用ロボットも手がける。売上構成比は,チェーン・伝導装置部門 75%,コンベヤ・搬送システム部門 25%。年間売上高 1109億 1900万円 (連結。うち輸出 17%) ,資本金 170億 7600万円,従業員数 2905名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「椿本チエイン」の解説

椿本チエイン

正式社名「株式会社椿本チエイン」。英文社名「TSUBAKIMOTO CHAIN CO.」。機械工業。大正6年(1917)個人創業。昭和16年(1941)「株式会社椿本チヱイン製作所」設立。同45年(1970)現在の社名に変更。本社は大阪市北区中之島。チェーン・伝動装置・FAシステム製造会社。産業用チェーンのシェア世界トップクラス。自動車用でも高いシェア。東京証券取引所第1部上場。証券コード6371。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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