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模擬着艦訓練(FCLP)

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

模擬着艦訓練(FCLP)

空母出港の際、固定翼艦載機約60機が地上の滑走路の一部を空母の甲板に見立てて実施する訓練。洋上の空母では限られたスペースに着艦する高度な技量が求められ、パイロットは着艦資格(CQ)が必要で、CQは最後の着艦から29日で切れる。切れた場合、出港前に陸上でFCLPが課せられ、その後、10日以内に洋上の空母の訓練でCQを再取得する。 FCLPは、着地後すぐに急上昇を繰り返すタッチ・アンド・ゴーが集中的に長時間続くため、通常訓練と比べ激烈な騒音が生じる。 米空母は米国以外で唯一、横須賀基地に常時配備されており、艦載機部隊は厚木基地を陸上拠点としている。厚木基地でのFCLPは1982年から始まり、被害の甚大さから、政府は93年、硫黄島に代替施設を米側に提供。だが硫黄島は暫定施設で、今回のように厚木基地で実施する可能性があるため、日米は恒久施設の建設に合意している。

(2017-09-08 朝日新聞 朝刊 横浜・1地方)

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