檀那山伏・旦那山伏(読み)だんなやまぶし

精選版 日本国語大辞典 「檀那山伏・旦那山伏」の意味・読み・例文・類語

だんな‐やまぶし【檀那山伏・旦那山伏】

〘名〙 常日頃その家に出入して、祈祷などをする山伏。ふだん信仰を受けている山伏。
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一「旦那山伏(タンナヤマフシ)の多門院、めでたき事どもを語れば、あるじうれしさのあまりに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android