檜山 義夫(読み)ヒヤマ ヨシオ

20世紀日本人名事典 「檜山 義夫」の解説

檜山 義夫
ヒヤマ ヨシオ

昭和期の水産学者 東京大学名誉教授



生年
明治42(1909)年4月1日

没年
昭和63(1988)年7月21日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部水産学科〔昭和9年〕卒

学位〔年〕
農学博士

主な受賞名〔年〕
日本農学賞(昭20年度)「南洋産有毒魚類の研究」,勲三等旭日中綬章〔昭和56年〕

経歴
東京帝国大学副手、助手助教授を経て、昭和24年東京大学農学部水産学科教授となり、44年退官し名誉教授。29年の第五福竜丸事件のあと放射線影響研究のため文部省にできた研究班の班長として10年余にわたって同班をまとめた。この間34年ニューヨークにおいて開催の国際連合科学委員会第7回会議日本政府代表代理、日本学術会議会員、日本水産学会会長なども務めた。ハゼの研究で知られる。著書に「水産学概論」「日本産魚類大図鑑」「釣の科学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「檜山 義夫」の解説

檜山 義夫 (ひやま よしお)

生年月日:1909年4月1日
昭和時代の水産学者。東京大学教授;日本水産学会会長
1988年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android