欠き餅/掻き餅(読み)かきもち

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「欠き餅/掻き餅」の解説

かきもち【欠き餅/掻き餅】

①供えてあった鏡餅(かがみもち)を正月11日に下げたあと、刃物で切ることを忌み、槌(つち)などで欠き割ったもの。
②なまこ形の餅を薄く切って干したもの。豆などを入れて作るものもある。
③小さく切った餅を乾かし、焼いたり揚げたりして、塩・しょうゆ・砂糖などで味をつけた菓子。えび・のり・ごまなどを用い、さまざまな風味を加えて作るものもある。◇「あられ」ともいうが、「かき餅」は比較的大きなものをいうことが多い。◆「おかき」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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