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欧州配備の米戦術核兵器

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

欧州配備の米戦術核兵器

冷戦時代、東西両陣営が「鉄のカーテン」を隔てて向き合っていた欧州には、米国とソ連が核兵器を地上配備していた。米ソは1987年、中距離核戦力(INF)全廃条約に署名し、中距離核ミサイルは欧州内から撤去された。射程が500キロ以下の核ミサイルや核爆弾などの「戦術核」についても、ソ連崩壊後のロシアが自主的にすべて自国内に撤収。米国も大半を自国内に引き揚げたものの、NATO加盟国に計150~200発を残しているとされる。「核の傘」は、米国内にある大陸間弾道ミサイル(ICBM)や戦略爆撃帰潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの戦略核によっても保障されるため、欧州内に残る米戦術核の意味は薄れている。欧州の戦術核を撤去すれば、米国は自国領外で核を地上配備しないことになる。

(2011-07-15 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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