デジタル大辞泉 「正中」の意味・読み・例文・類語
せい‐ちゅう【正中】
1 物のまん中。中心。
2 かたよっていないこと。また、正しくて理想的なこと。
「廉恥、公平、―、勇強等の如き外物に接して」〈福沢・文明論之概略〉
3 天体が日周運動で子午線を通過すること。南中。
[類語](1)中心・真ん中・真ん真ん中・ど真ん中・中央・中点・
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…観測地点における子午線は,天の北極,天頂,天の南極を通る天球上の大円であるが,そのうちの天の北極から天頂を経て天の南極に至る半円部分を,日周運動によって,天体が東から西へ通過するときのこと。極上正中,あるいは単に正中とも呼ぶ。これに対して,子午線の残りの半円部分を天体が西から東へ通過するときのことを北中,あるいは極下正中という。…
※「正中」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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