此の世ならず(読み)コノヨナラズ

デジタル大辞泉 「此の世ならず」の意味・読み・例文・類語

なら◦ず

ほとんど死ぬほどである。
「―◦ずわづらひけり」〈著聞集・五〉
すばらしくて、とてもこの世のものとは思われないほどである。
「我が為の―◦ぬたからにこそありけれ」〈今昔・二九・三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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