武藤 ヒデ(読み)ムトウ ヒデ

20世紀日本人名事典 「武藤 ヒデ」の解説

武藤 ヒデ
ムトウ ヒデ

大正・昭和期の伝道者



生年
明治11(1878)年4月1日

没年
昭和34(1959)年3月31日

出生地
大分県

経歴
千葉県千葉市の歯科医・武藤切次郎の妻で、明治34年に受洗して以来、熱心なキリスト教徒であった。千葉教会の創立当初から活躍し、婦人会育成尽力。大正12年には千葉高等産婆学校校長・高梨ちせとともに初の婦人長老に選ばれた。また、教会に賛美歌伴奏を導入するなど、千葉県における洋楽移入の先駆者としても知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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