比嘉 正子(読み)ヒガ マサコ

20世紀日本人名事典 「比嘉 正子」の解説

比嘉 正子
ヒガ マサコ

昭和・平成期の社会運動家 関西主婦連合会会長



生年
明治38(1905)年3月5日

没年
平成4(1992)年11月12日

出身地
沖縄県那覇市

本名
比嘉 周子

学歴〔年〕
大阪バプテスト女子神学校〔大正15年〕卒

経歴
戦前は大阪の都島地区一帯で保育所や児童館など社会事業に取り組んだ。戦後、関西で主婦が“米よこせ”運動を起こし、各地に“主婦の会”をつくった際のリーダーの一人。昭和24年関西主婦連を結成、26年より会長を務める。牛乳値上げ反対や悪書追放、輸入肉の安売り、消費税反対などに取り組み、消費者運動の草分け的存在だった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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