気根次第・気魂次第(読み)きこんしだい

精選版 日本国語大辞典 「気根次第・気魂次第」の意味・読み・例文・類語

きこん‐しだい【気根次第・気魂次第】

〘名〙 (形動)
精神のもち方がどうであるかの事情によること。
人情本春色梅児誉美(1832‐33)後「なんでも女の気魂次第(キコンシダイ)さ」
気力の続くにまかせること。気のむくままにすること。
浮世草子・色里三所世帯(1688)中「きこん次第(シダイ)の曲のり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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