水口 薇陽(読み)ミナグチ ビヨウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「水口 薇陽」の解説

水口 薇陽
ミナグチ ビヨウ


職業
俳優

本名
水口 鹿太郎

生年月日
明治6年 5月30日

出生地
岡山県

経歴
明治24年坪内逍遙の朗読研究会で逍遙の指導を受ける。38年土肥春曙、東儀鉄笛らと易風会を、さらに39年逍遙を顧問として前期文芸協会を組織し、その幹部技芸員として活躍。のち無名会、新派等で俳優として立った。大正12年独力で日本映画俳優学校を創立、約10年間その経営に専心し、映画俳優の育成にあたった。この学校から島耕二、小杉勇八木保太郎、佐分利信らが出ている。のち大連放送局顧問を務めた。

没年月日
昭和15年 12月25日 (1940年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「水口 薇陽」の解説

水口 薇陽
ミナグチ ビヨウ

明治〜昭和期の俳優



生年
明治6年5月30日(1873年)

没年
昭和15(1940)年12月25日

出生地
岡山県

本名
水口 鹿太郎

経歴
明治24年坪内逍遙の朗読研究会で逍遙の指導を受ける。38年土肥春曙、東儀鉄笛らと易風会を、さらに39年逍遙を顧問として前期文芸協会を組織し、その幹部技芸員として活躍。のち無名会、新派等で俳優として立った。大正12年独力で日本映画俳優学校を創立、約10年間その経営に専心し、映画俳優の育成にあたった。この学校から島耕二、小杉勇、八木保太郎、佐分利信らが出ている。のち大連放送局顧問を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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