水無月・六月(読み)みなづき

精選版 日本国語大辞典 「水無月・六月」の意味・読み・例文・類語

み‐な‐づき【水無月・六月】

〘名〙 (「みなつき」とも。「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があてられるが、本来は「の」の意で、「水の月」「田に水を引く必要のある月」の意であろうという) 陰暦六月異称。《季・夏》
万葉(8C後)一〇・一九九五「六月(みなつき)の土さへ割けて照る日にも吾が袖乾(ひ)めや君に逢はずして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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