水町 四郎(読み)ミズマチ シロウ

20世紀日本人名事典 「水町 四郎」の解説

水町 四郎
ミズマチ シロウ

昭和期の整形外科学者 元・横浜市立医科大学教授。



生年
明治38(1905)年11月3日

没年
昭和42(1967)年8月14日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和11年〕

経歴
昭和5年東京帝大整形外科教室に入り、13年召集され臨時東京第3陸軍病院軍医。19年東大助教授、24年横浜市立医科大整形外科教室初代主任教授。退官後は関東労災病院長。この間、27年ヘルシンキ・オリンピック体協本部役員、29年日本整形外科学会総会で「災害と職能」の宿題報告。31年第29回日本整形外科学会長、のち整肢療護園義肢装具研究所長、鉄道弘済会義肢研究所顧問を歴任。スポーツ医学の開拓に尽力し、スポーツ外傷・義肢の研究のほか、「脊椎過敏症」「骨折・脱臼・捻挫」「整形外科学」「腰痛とその処置」などの著書があり研究分野は広い。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android