水簸・水飛(読み)すいひ

精選版 日本国語大辞典 「水簸・水飛」の意味・読み・例文・類語

すい‐ひ【水簸・水飛】

〘名〙 水中での固体粒子沈降速度が粒子の大きさによって異なることを利用して粒径を二種以上に分離する操作陶土を調整したり、砂金から金を採取したりする際に行なう。
随筆独寝(1724頃)下「余が工夫して、水干して絵の具に用ひたり」
※続鳩翁道話(1836)一「葛(くず)の粉わらびの粉を水飛(スヰヒ)する法のごとし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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