氷・氷柱(読み)つらら

精選版 日本国語大辞典 「氷・氷柱」の意味・読み・例文・類語

つらら【氷・氷柱】

〘名〙
① こおり。ひ。《季・冬》
源氏(1001‐14頃)末摘花「朝日さす軒のたるひは解けながらなどかつららのむすぼほるらむ」
② 軒・岩かどなどに長く垂れ下がっている氷。氷柱(ひょうちゅう)垂氷(たるひ)。《季・冬》
※羅葡日辞書(1595)「Stiria〈略〉Tçurara(ツララ)、コヲリテ シタダル ミヅ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android