精選版 日本国語大辞典 「永田町」の意味・読み・例文・類語
ながた‐ちょう ‥チャウ【永田町】
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東京都千代田区、皇居の南、内堀(桜田堀)を隔てた地区。山手(やまのて)台地を占め、国会議事堂があり政治の中心地で、「永田町」といえば日本政界の代名詞となっている。江戸初期、永田伝十郎ら永田姓の武家屋敷が多かったのが地名の由来といわれる。譜代(ふだい)諸大名の屋敷地であったが、明治初期は軍用地などとなり、1920年(大正9)国会議事堂の建設に着手、1936年(昭和11)完成、永田町の名は国政の中心として知られるに至った。議事堂のほか首相官邸、衆参両院の議員会館、国立国会図書館、内閣府(旧、総理府)、山王祭で名高い日枝神社(ひえじんじゃ)などがある。法務省旧本館(赤れんが棟)は国指定(1994)重要文化財。東京地下鉄丸ノ内線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・南北線の各線が通じている。なお首都高速道路都心環状線が北側と東側、内堀通りが北側、外堀通りが南側を通り、緑に囲まれた近代的景観の美しい地区である。
[沢田 清]
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
東京都千代田区南部の地名。皇居の桜田堀をへだてた南西側台地上に位置する。永田町南部にあたる日枝(ひえ)神社境内および周辺は江戸時代,桜の名所として庶民に親しまれた。明治初期より陸軍省,参謀本部,各国大使館が集中し,現在は国会議事堂,首相官邸,国立国会図書館などが設けられ,隣接する霞が関とともに日本の政治の中枢地区となっている。〈永田町〉といえば,現在は日本の政治中枢の代名詞であるが,第2次大戦中までは陸軍参謀本部の別称であった。
執筆者:正井 泰夫
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