デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田茂右衛門(2代)」の解説 永田茂右衛門(2代) ながた-もえもん ?-1693 江戸時代前期の治水家。父の初代茂右衛門が常陸(ひたち)水戸藩に起用されると,慶安2年以来父とともに久慈川,那珂川から取水する辰(たつ)ノ口,岩崎,小場(おば)の3大江堰(えぜき)を完成させたほか,おおくの灌漑用水をつくる。藩主の徳川光圀(みつくに)から円水の号をあたえられた。元禄(げんろく)6年死去。前名は勘右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例