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汲む・酌む くむ

大辞林 第三版の解説

くむ【汲む・酌む】

( 動五[四] )
水などを柄杓ひしやく・桶おけなどですくって取る。また、水道などによって容器にうつし入れる。 《汲》 「バケツに水を-・む」 「ポンプで井戸水を-・む」 「山清水-・みに行かめど道の知らなく/万葉集 158
酒・茶などを飲むための器に注ぎいれる。また、それを飲む。 「お茶を-・んでまわる」 「沛公酔て坏を-・むに堪へず/太平記 28」 〔酒の場合は「酌む」と書く〕
(多く「酌む」と書く)事情・気持ちなどを好意的に解釈する。斟酌しんしやくする。 「意のあるところを-・む」 「少しは人の気持ちも-・んだらどうだ」
思想・流儀・系統などを受け継ぐ。 「カントの流れを-・む学派」
[可能] くめる
[表記] くむ(汲・酌)
「汲む」は“水などをすくい取る。系統・流れを受け継ぐ”の意。「水を汲む」「印象派の流れを汲む作品」  「酌む」は“酒をついで飲む。気持ちを斟酌する”の意。「酒を酌む」「酒を酌み交わす」「わたしの気持ちも酌んでください」

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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