沖積(読み)チュウセキ

デジタル大辞泉 「沖積」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐せき【沖積】

土砂などが流水に運ばれて河口河岸堆積たいせきすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沖積」の意味・読み・例文・類語

おき‐づみ【沖積】

〘名〙 海、川を問わず、岸を離れた沖のほうに停泊している船に、瀬取り船を使って荷を積むこと。
※油問屋旧記(1832)「安治川土蔵え市中より受取、荷合を仕、沖積いたし」

ちゅう‐せき【沖積】

〘名〙 河川流域やデルタ地帯で、水の流れが運搬した土砂などを堆積すること。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「第三紀層岩の粉砕して沖積せし処を過ぐ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

岩石学辞典 「沖積」の解説

沖積

沖積層から成るもの,あるいは関係すること[Playfair : 1802].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android