沖縄県石垣市(読み)いしがき〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔沖縄県〕石垣〈市〉(いしがき〈し〉)


沖縄県にある市。
八重山(やえやま)列島の石垣島および尖閣(せんかく)諸島からなる。八重山地方の政治・経済・文化の中心地。那覇市との間は飛行機で結ばれ、飛行機は東京・関西などと結ぶ直行便も通じる。サトウキビ・パイナップル栽培と肉牛飼育が盛ん。八重山上布・八重山ミンサー(ともに経済産業大臣指定伝統的工芸品)と川平(かびら)湾の黒真珠が特産品。国指定名勝の川平湾や国指定重要文化財である旧宮良殿内(みやらどんち)などがあり、マリンスポーツ人気などで観光地化が進む。いずれも国の天然記念物に指定されている平久保のヤエヤマシタン・荒川のカンヒザクラ自生地・宮良川のヒルギ林などがあり、一帯は西表石垣国立公園に指定されている。名蔵川河口域の名蔵アンパルはラムサール条約登録湿地となっている。白保の海には北半球最大といわれるアオサンゴの群落が発達し100種類以上のサンゴが群生する。1979年(昭和54)ここを埋め立てる新石垣空港建設計画が発表されたが、地元住民などによる自然保護運動が起こり、計画は変更された。北海道稚内市と友好都市、台湾の蘇澳鎮、アメリカ合衆国ハワイ州カウアイ郡と姉妹都市の関係を結ぶ。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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