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沖縄県那覇市 なは〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔沖縄県〕那覇〈市〉(なは〈し〉)


沖縄県にある市。
沖縄本島南部、東シナ海に面する。県庁所在地で、県の行政・産業・文化・交通の中心。琉球王朝時代は首都首里の外港。15~16世紀は日本本土・朝鮮・明(みん)との交易で繁栄。1879年(明治12)、沖縄県が設置され県庁所在地となる。第二次世界大戦中にアメリカ軍の集中攻撃を受け、市街は壊滅。戦後はアメリカ軍政が敷かれたが、次第に復興して近代都市を形成した。那覇空港があり、2003年(平成15)には空港と首里(しゅり)を結ぶモノレール ゆいレールが開業。那覇港は重要港湾に指定されている。第3次産業の比重が高く、小売業、観光産業が盛ん。市域を東西に貫く国際通りは県下随一の繁華街で、「奇跡の1マイル」と称される。壺屋(つぼや)焼、琉球漆器、染物の琉球びんがた、首里織などは経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている。首里城跡、琉球王家墓陵の玉陵(たまうどぅん)、識名(しきな)園、園比屋武御嶽(すぬひあんうたき)は琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界文化遺産に登録。琉球国王尚家の関連資料は国宝に指定。沖縄県立博物館・美術館は戦災を免れた美術工芸品・歴史民俗資料が集められている。豊見城市との境にある漫湖(まんこ)は約70種もの鳥類が生息する国指定鳥獣保護区で、ラムサール条約登録湿地ともなっている。

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