河上甚九郎

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

河上甚九郎

17代浜田藩主、松平武成(たけしげ)の時の1840年代、藩の借金が百万両を超える危機的状況に陥った。財政立て直しで浅井村(浜田市田町)の甚九郎ら3人の大庄屋が呼ばれ、金策のため勘定奉行と旅立った。しかし目標額には達せず、責任を感じた甚九郎は京都の宿で自害。「石州人の義理堅さ」と京の評判になり、浄土宗総本山「知恩益から融資を受けられたことをきっかけに、藩財政が持ち直したと伝えられている。

(2012-06-28 朝日新聞 朝刊 島根 1地方)

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