精選版 日本国語大辞典 「河岸・川岸」の意味・読み・例文・類語
かし【河岸・川岸】
〘名〙
① 川の岸。また、特に舟から人や荷物の上げ下ろしをするところ。転じて、海や湖の岸にもいう。
※浮世草子・新吉原常々草(1689)上「かしは江戸中の浜の事也」
※黄表紙・辞闘戦新根(1778)「かしのさかなで、なんとあたらしからうがや」
※歌舞伎・夢物語盧生容画(1886)六幕「まだ川岸が戻らぬと」
※浮世草子・新吉原常々草(1689)上「くにといふかしの女良が油火にむかひて文書るさま」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報