河野通清(1)(読み)こうの みちきよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野通清(1)」の解説

河野通清(1) こうの-みちきよ

?-1181 平安時代後期の武将
河野親清(ちかきよ)の子。伊予(いよ)(愛媛県)の豪族治承(じしょう)4年(1180)源頼朝に呼応して子の通信(みちのぶ)とともに高縄山城で挙兵し,伊予の目代(もくだい)(代官)を討つ。養和元年2月平家方の備後(びんご)(広島県)の奴可(ぬか)入道西寂(さいじゃく)や阿波(あわ)(徳島県)の田口成能(しげよし)らに攻められ,討ち死にした。通称は新大夫,四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android