治五右衛門(9代)(読み)じごえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「治五右衛門(9代)」の解説

治五右衛門(9代) じごえもん

1787-1859 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。
天明7年5月24日生まれ。7代治五右衛門の4男。髹漆(きゅうしつ)の技にすぐれ,大胆な意匠を得意とした。鯰(なまず)の蒔絵「彩漆鯰模様手付盃盆」で有名。安政6年10月14日死去。73歳。越中(富山県)出身。姓は小原。名は房好(ふさよし)。号は雄蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android