泉[区](読み)いずみ

百科事典マイペディア 「泉[区]」の意味・わかりやすい解説

泉[区]【いずみ】

宮城県仙台市北部の区。1989年区制。1988年仙台市に編入された泉市の旧市域が引き継がれたもの。七北田(ななきた)川中・上流域を占め,川沿いの平地水田が開け,野菜のハウス栽培などが盛ん。七北田は奥州街道の旧宿場町。1960年代から東部丘陵地に南光台団地,泉パークタウンなど大規模団地開発が進み,隣接して職住接近型の泉パークタウン工業・流通団地(155ha)がある。1992年地下鉄南北線泉中央駅が開業し,付近一帯は市の副都心としての整備が進められている。北西端の泉ヶ岳はハイキング地。146.61km2。21万1183人(2010)。

泉[区]【いずみ】

神奈川県横浜市南西端の区。1986年戸塚区から分区。相模野台地の一部で比較的平坦な台地が広がり,和泉川,阿久和川など河川流域の低地古くから農村集落が開けた。野菜・イモ類栽培養豚などが行われていたが,1960年代後半から住宅団地建設が急激に進んだ。1990年に相模鉄道いずみ野線,1999年市営地下鉄線が延伸開業,沿線では大規模宅地開発が進む。フェリス女学院大学がある。23.58km2。15万5698人(2010)。

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