法相の指揮権

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

法相の指揮権

検察庁法14条で定められた権限。法相は個別の事件の取り調べや処分について「検事総長のみを指揮できる」としている。検察の暴走に歯止めをかけつつ、政治家による捜査現場への不当な介入を防ぐ目的で設けられている。1954年の造船疑獄事件で、当時の犬養健法相が、自由党佐藤栄作幹事長の逮捕に「待った」をかけたことを批判され、辞任に追い込まれた。

(2012-06-05 朝日新聞 朝刊 2社会)

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