波穂の(読み)なみのほの

精選版 日本国語大辞典 「波穂の」の意味・読み・例文・類語

なみのほ‐の【波穂の】

波がしらが激しく動くところから、「いたぶらし」にかかる。
万葉(8C後)一四・三五五〇「おして否と稲はつかねど奈美乃保能(ナミノホノ)いたぶらしもよ昨夜(きそ)ひとり寝て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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