泣倒(読み)なきたおれる

精選版 日本国語大辞典 「泣倒」の意味・読み・例文・類語

なき‐たお・れる ‥たふれる【泣倒】

〘自ラ下一〙 なきたふ・る 〘自ラ下二〙 泣いてその場にうち伏せる。泣きくずれる。泣きまろぶ。
太平記(14C後)二〇「内侍の局是を二目とも見給はずして、傍なる築地の陰になき倒(タヲ)れ給ひけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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