津屋弘逵(読み)つや ひろみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津屋弘逵」の解説

津屋弘逵 つや-ひろみち

1902-1988 昭和時代の地質学者。
明治35年5月10日生まれ。昭和15年母校東京帝大の地震研究所教授となり,所長をつとめた。地質学的・岩石学的研究から富士火山が3つの火山体からなる,いわば3階建ての火山であることを解明した。53年度秩父宮記念学術賞。昭和63年12月25日死去。86歳。岐阜県出身。著作に「地学概説」「富士山地質図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android