デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津打治兵衛(3代)」の解説 津打治兵衛(3代) つうち-じへえ ?-1771 江戸時代中期の歌舞伎作者。2代の門人。宝暦12年江戸市村座で3代を襲名,立作者となる。浄瑠璃(じょうるり)の趣向に長じ,長唄などの作詞にもすぐれた。明和6年引退。明和8年4月19日死去。甲斐(かい)(山梨県)出身。初名は津打伝十郎。後名は鈍通与三(惣)兵衛。別号に一河斎。作品に「封文栄曾我(ふうじふみさかえそが)」「帯曳小蝶昏(おびひきこちょうのゆうぐれ)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例