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流石・有繋・有繫・遉 さすが

大辞林 第三版の解説

さすが【流石・有繋・有繫・遉】

( 副 )
(先行の内容を認めながらも、それと矛盾することをいうのに用いて)そうはいうもののやはり。とはいうもののしかし。 「離れていても、-心は通じている」
(以前から考えられていた内容を肯定し強調するために用いて)予想どおりに。期待にたがわず。 「 -本場の味だ」
(「さすがの…も」の形で)定評のある。あれほどの。さしもの。多く、後に否定的な語を伴う。 「 -の名選手も年齢には勝てない」
( 形動ナリ )
先行の内容をそのまま肯定するわけにはいかない状態を表す。そうもいかない。そうとばかりいえない。 「あはじともいはざりける女の、-なりける(=ソウカトイッテ会ウワケデモナイ女)がもとにいひやりける/伊勢 25」 「心憂しと思へど、かく思し出でたるも-にて(=困ッタトハイッテモ思イ出シテクレタノモウレシクテ)/源氏 夕顔」 〔副詞「さ」、サ変動詞「す」、接続助詞「がに」が熟合した「さすがに」から「に」が脱落したもの。「さすがに」は平安時代以後、上代語「しかすがに」にとってかわったもので、本来副詞であるが、「に」を活用語尾として形容動詞としても用いられるとともに、「に」を脱落することもあった。 が原義であるが、中世以降 の意でも用いられた。「流石」は中世以降の当て字で、晋の孫楚の「枕流漱石」についての故事を、さすがにうまいこじつけだとしたところからといわれる〕 → しかすがに

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