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浮かぶ・浮ぶ・泛かぶ うかぶ

大辞林 第三版の解説

うかぶ【浮かぶ・浮ぶ・泛かぶ】

( 動五[四] )
物が液体の表面にある。浮いている。
沈む 「紅葉が-・ぶ山間の湖」
物が、ほかの物の表面を離れて空中にある。浮いている。 「白雲が-・ぶ」
水中や水底にあった物が水面まで移動する。浮上する。 「ついに-・んで来なかった」
奥に隠れていたものが表面に現れる。
感情が表情に表れる。 「不快の色が顔に-・ぶ」
考えや思いが意識されるようになる。 「名案が-・ぶ」 「心に-・ぶ」 「喜ぶ顔が目に-・ぶ」
はっきりしなかったものの輪郭がわかるようになる。 「照明に-・んだ人影」 「捜査線上に-・んだ容疑者」
死者の無念の思いが晴らされてやすらかになる。成仏する。うかばれる。 「ながれ出る涙に今日は沈むとも-・ばむ末を猶思はなむ/山家
よりどころがない。不安定だ。 「女の宿世はいと-・びたるなむあはれに侍る/源氏 帚木
(気持ちが)うわついている。 「 - ・びたる心のすさびに/源氏 夕顔」 〔「うかべる」に対する自動詞〕 → 浮く(補説欄)
( 動下二 )
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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