浮田 和民(読み)ウキタ カズタミ

20世紀日本人名事典 「浮田 和民」の解説

浮田 和民
ウキタ カズタミ

明治〜昭和期の政治学者,社会評論家 早稲田大学名誉教授



生年
安政6年12月28日(1860年)

没年
昭和21(1946)年10月28日

出生地
肥後国熊本竹部久本寺東横町(熊本県熊本市)

別名
洗礼名=トーマス浮田

学歴〔年〕
熊本洋学校,同志社英学校〔明治12年〕卒

経歴
熊本洋学校時代にキリスト教に入信する。明治12年同志社卒業後は「六合雑誌」に関係し、19年から30年まで同志社政法学校講師、同志社大学教授。この間、エール大学に留学。30年以降、東京専門学校講師、早大教授をつとめ、西洋史、政治学などを講義した。昭和16年退職、名誉教授。その一方で「太陽」主幹をつとめるなど大正デモクラシーの代表的思想家として活躍した。主著に「倫理的帝国主義」「政治学概論」「日米非戦論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「浮田 和民」の解説

浮田 和民 (うきた かずたみ)

生年月日:1860年12月28日
明治時代-昭和時代の政治学者。早稲田大学教授
1946年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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