精選版 日本国語大辞典 「涼・清」の意味・読み・例文・類語
すずし‐・む【涼・清】
[1] 〘他マ下二〙
① 涼しくする。
※御伽草子・二十四孝(室町末)「されば夏の極めて暑き折には、枕や座を扇(あふ)ひですずしめて」
② 心を静めさせて慰める。気持よくさせる。すがすがしくさせる。
③ 清める。祭事を行なって神をなぐさめる。
[2] 〘自マ四〙 心が静まる。気分が慰む。
※奏進法語(1492)「御気も能すずしみ候はん時は」
すずしめ【涼・清】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報