淘・汰(読み)よなげる

精選版 日本国語大辞典 「淘・汰」の意味・読み・例文・類語

よな・げる【淘・汰】

〘他ガ下一〙 よな・ぐ 〘他ガ下二〙
① 米を水に入れて淘(ゆ)りとぐ。米をとぐ。
② 細かいものなどを水に入れてかきまぜ、ゆすってよりわける。
※雑俳・川柳評万句合‐明和三(1766)礼五「くんのまれぜひなくおかわよなげて見」
③ よりわけて悪いものを捨てる。淘汰する。
※雑俳・川柳評万句合‐明和三(1766)松四「壱年に壱度身躰よなげて見」

よな・ぐ【淘・汰】

〘他ガ下二〙 ⇒よなげる(淘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android