精選版 日本国語大辞典「混物・雑物」の解説 まじり‐もの【混物・雑物】 〘名〙 まじっているもの。異質のものがまじっているもの。主となっているものの中に、まざりこんでいるもの。まざりもの。※源氏(1001‐14頃)常夏「まじりものなく、きらきらしかめる中に、大君だつすぢにて、かたくななりとにや」 まざり‐もの【混物・雑物】 〘名〙 =まじりもの(混物)※記念碑(1955)〈堀田善衛〉「何ともいえず不愉快な、まざりもののある高飛車な態度に出る」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報