精選版 日本国語大辞典 「清・浄」の意味・読み・例文・類語
きよめ【清・浄】
① (━する) 清めること。けがれやよごれを取り除くこと。
※義経記(室町中か)七「かねて言はぬ事か、滌がずは祈れ。きよめには物が多く要らんずるぞ」
※台記‐久寿元年(1154)四月二日「依レ非二私宅一、為レ不レ令レ穢二其所一、未レ死之時、語二清目一、令レ置二郭外一畢」
きよ・める【清・浄】
〘他マ下一〙 きよ・む 〘他マ下二〙
① けがれやよごれをとり除く。清浄にする。きれいにする。
※万葉(8C後)二〇・四四六五「ちはやぶる 神を言向け まつろはぬ 人をも和し 掃き伎欲米(キヨメ) 仕へ奉りて」
③ 聖なる用にあてるため、人や物をえらびわける。
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