デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渋谷天外(初代)」の解説 渋谷天外(初代) しぶや-てんがい 1882-1916 明治-大正時代の喜劇俳優。明治15年生まれ。俄師(にわかし)鶴屋団十郎に入門し,鶴屋団治を名のる。のち曾我廼家(そがのや)一座をへて,明治40年中島楽翁(らくおう)と喜劇劇団を結成。天外と改名し,ふたりの名にちなみ楽天会と名づける。淡々とした芸風で人気をあつめた。大正5年12月17日死去。35歳。和歌山県出身。本名は渋谷(しぶたに)博喜智。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例