渡辺 霞亭(読み)ワタナベ カテイ

20世紀日本人名事典 「渡辺 霞亭」の解説

渡辺 霞亭
ワタナベ カテイ

明治・大正期の小説家



生年
元治1年11月20日(1864年)

没年
大正15(1926)年4月7日

出生地
尾張国名古屋(愛知県名古屋市)

本名
渡辺 勝

別名
別号=碧 瑠璃園(ヘキ ルリエン),緑園,黒法師,黒頭巾,無名氏,春帆楼主人,哉乎翁,朝霞隠士

経歴
尾張藩士の子。好生館に学び、明治14年「岐阜日日新聞」に入社、同紙の作家として活躍する。その後名古屋の「金城新報」を経て、20年に上京し「燈新聞」、さらに東京朝日新聞社に入り、「三人同胞」「阿姑麻」などで文壇に出る。23年大阪朝日新聞に入社し、関西文壇の重鎮と仰がれた。作品は多く、主に時代ものであるが「大石内蔵助」「渡辺崋山」「後藤又兵衛」や現代ものの「渦巻」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「渡辺 霞亭」の解説

渡辺 霞亭 (わたなべ かてい)

生年月日:1864年11月20日
明治時代;大正時代の小説家
1926年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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