渡部 雄吉(読み)ワタベ ユウキチ

20世紀日本人名事典 「渡部 雄吉」の解説

渡部 雄吉
ワタベ ユウキチ

昭和・平成期の写真家



生年
大正13(1924)年2月18日

没年
平成5(1993)年8月8日

出生地
山形県酒田市

学歴〔年〕
酒田中〔昭和16年〕卒

主な受賞名〔年〕
二科賞〔昭和33年〕,日本写真協会年度賞〔昭和49年 平成1年〕,東川賞国内作家賞(第5回)〔平成1年〕「神楽」,紫綬褒章〔平成4年〕

経歴
昭和15年上京、ベル16ミリ映写機の組立工場に勤務。18年写真部員として、東京光画社に入社。22年より写真家・田村茂助手を務め、「婦人画報」「世界画報」などで作品を発表。25年からフリーとなり、「現代」「文芸春秋」「中央公論」のグラビアを中心に活躍。のち、エジプトアラスカ、ヨーロッパなどに取材し、多くのシリーズを発表。日本写真家協会副会長もつとめた。著書・写真集に「ステンドグラス」「エミールガレ ガラスの中の小宇宙」「ヨーロッパ教会物語」「旅の撮影テクニック」「神楽」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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