湯川 寛吉(読み)ユカワ カンキチ

20世紀日本人名事典 「湯川 寛吉」の解説

湯川 寛吉
ユカワ カンキチ

明治〜昭和期の実業家 住友合資総理事;貴院議員。



生年
慶応4年5月24日(1868年)

没年
昭和6(1931)年8月23日

出生地
紀伊国東牟婁郡新宮(和歌山県)

学歴〔年〕
帝大法科大学独法科〔明治23年〕卒

経歴
明治23年逓信省に入り、以後累進して36年大阪管理局長となる。38年鈴木馬左也の懇望により、官を辞して住友に移り、住友本店支配人となる。43年理事となり、総本店支配人、さらに伸銅所支配人を兼ねた。大正4年住友銀行筆頭常務に転じ、銀行業務拡張のため欧米視察。帰国後、大阪手形交換所委員長、ついで14年住友合資総理事に就任し、関西実業界の重鎮となった。昭和5年実業界を退き、貴院議員となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「湯川 寛吉」の解説

湯川 寛吉 (ゆかわ かんきち)

生年月日:1868年5月24日
明治時代-昭和時代の実業家。貴族院議員
1931年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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